独立行政法人 自動車技術総合機構よりお知らせです。
10月1日より検査時に技術情報管理手数料『400円』が必要になります。
今まで普通車の継続に国へ400円機構に1300円で合計1700円支払っていましたが、
これからは、国へ400円機構に1700円で2100円支払いが必要になります。
実質私たち整備業は点検項目にOBDテスターによる点検項目が増えそれに必要な診断機を購入しそれにより実質の作業は増えました。
車種によっては接続するために内装部品の一部を外す作業も必要になりますが、なかなかその部分については請求しづらいものもあります。
故障の場合は必要な作業となるのできちんと請求できますがチェックランプのついていない車両にも全数チェックを行っています。
OBDデーターを機構がデータ管理して云々と以前テスター会社の方から伺ったことがありますが、そもそもこのデータを管理したところで不具合の無い状態で検査に持っていくのでイレギュラー以外では何も得るものがない様に思います。
検査場で一台一台診断機または車両情報を吸い取る器機を接続して個体情報をとるにしても
走行パターンや検査時のリアルタイムの状態を吸い取るだけでこれがどうした?どうしたい?と???マークのオンパレード。
例えばメーカーのデータ改ざんや不具合隠しなどの裏取り的な使用方法なら、、、
それならば不具合が発生した当該車両を調べ必要があれば対象を広げればよいだけで、そんなことを漠然と思ってしまうのは私だけでしょうか。(笑)
車輛の稼働状況や検査をどこで受けたなどの受験形態や工場など現在の検査時に走行数を管理しているので(検査証の備考欄に前回の検査時の走行数が記載されています)現行で十分と思います。
強いて言わせてもらうなら、国や機構から電子化された車の点検整備には一定以上の機能を有した診断機が必要になる為、テスター所有の私たちの様な認証工場とユーザーおよび未認証工場・代行業者との検査手数料の差別化を望みます。
また、良く言われることですが、その情報をどう扱い、どう生かしているのかそれについてのつじつまの合う説明が必要かと思います。
添付したチラシでは一般の方は理解しづらいと思われます。
とりあえず
10月1日から車検の諸費用が少し増えます。
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